J2第51節 水戸×C大阪 観戦

前田監督の去就問題が取り沙汰され、揺れる水戸。
専属の記者たちは市民クラブとしてのあり方を説き、
サポ間でも解任派と続投派にわかれ侃々諤々と意見を戦わせる毎日が続いております。

結局私にとっての問題は
「前田監督が今年一年間、成績を犠牲にして築き上げたサッカーは
　来年以降、結果として還元されるのだろうか？」
ということ。

「内容がいい、見ていて面白い」というのは喜ばしいことだけど、
ここら辺りで結果が伴ってこないと来年も結局同じ一年を過ごしかねない…
やっぱり応援する側としては勝利という形にしてもらえるのが一番嬉しい。

いろんな情報が錯綜しているけどその答えはきっとピッチの上にしかない。
それをしっかりこの目で確かめよう！

というわけでホーム最終戦となるC大阪戦を見に行くことにしました。
C大阪には今年は△●●と勝ちなし。はっきりいって一枚も二枚も上の相手（若いのに…）。
正直、苦手な相手だと思う。
それでも結果を残せるようなら来年に希望を持つことができるはず。。。

 

当日
…
……
………寝坊したorz

だって、前日（？）３時半まで作業してたんだもん…
はっきり言って眠い…布団の中で（いくべきか、いかざるべきか）葛藤。
だめだ今日はしっかり見るんだ

上野からスーパーひたちでGo

遅れたといっても開場の１１時に遅れたということで
１１時５０分ぐらいに会場入り（ポンチョGet）。

選手のアップの様子を見ていて、
西野のシュートの切れがよく、
「今日は西野が点を取ってくれそうだ」と思っていたと
言っても信じてくれないですよねorz

水戸のプレスは非常に激しく中盤でボールを奪い
奪ったボールをサイドにちらし攻撃をかけるというお得意となったパターンで
苦手C大阪相手に何度もチャンスを作り出していました。

特に、右サイド金沢-倉本ラインの連携が強力で
どっちがクロスを上げるのか的を絞らせない攻撃の仕方が功を奏し、
何度も右からクロスが上がりました。
（さらに小椋も混ざるシーンがありいくつかの攻撃パターンを作っていました。）

そんな２人の連携から生まれた
「倉本-金沢-鈴木（良）-小椋：シュートは枠の上」は決まらなかったもののすごくいい攻撃でした。

守備陣の奮闘もあり前半は０－０で折り返し、後半突入。

後半１１分、西野が勝負に出る。崩れながらも撃ったシュートはふわりとゴールの中へ。
（入るの？入らないの？）この時間はすごく長く感じました。
C大阪の選手がゴールに走りこみ、ボールを外に蹴り出そうとして、
そのボールが激しくネットが揺らした瞬間、大歓声。

西野がそのまま前田監督の元へ走り出し、抱き合い、
他の選手たちも監督を取り囲み喜びを分かち合うシーンに思わず目頭が熱くなりました
（js goalの監督・選手コメントをご参照ください。このときの気持ちが書かれています）
前田監督コメント
選手コメント


↑感動していたらシャッター切り遅れまして、解散したところになってしまいました(笑)

そのあとも左サイドから
「村松-鈴木（和）-塩沢：ヘッドは枠外」
「鈴木（良）-塩沢-西野：シュートはキーパーの正面」
とあいかわらず決定機を決めきれないものの、
C大阪（ベストメンバーでなかったと言えど）相手に
流れの中でチャンスを作るなど互角以上の戦いができたことは著しい成長だと感じました。

最後は得意のミトナチオ（全員守備）発動
待ちに待った試合終了のホイッスル。

水戸　１　－　０　C大阪
前半　０　－　０
後半　１　－　０

今回の攻撃の花形は右の金沢-倉本でしたが、
逆サイドの鈴木（良）の存在は大きかった。
ひざに爆弾を抱えているのにもかかわらず、惜しまずよく走る。
ボールキープでためをつくることができるし、ワンタッチでパスも出る。
特に小椋まで繋がったシーンでは微妙にタイミングをずらしてのパス。
パスの精度も高い。
改めていい選手だと実感しました。

と、エルゴラでMOMに選ばれる前から思ってたよと言ってもだめすか？？

兎にも角にも今日の試合は結果も伴って大満足

このチームのサッカーには何故か感動がある…。
できれば来年もこの感動を味あわせてもらいたい…そう思いました

嗚呼、夕陽が綺麗だ。