近畿へ

正月休みをたくさんもらったので、
１月の４～６日は青春１８切符を持って一人旅をしてました。

京都方面に行こうかななんて考えて、
列車に乗ったものの、現地の地図など一切持たない
この無計画ぶりが◎ですね（笑）

でも一応目的は作りました。
・小説を読む
（列車の中じゃすることがないので
強制的にそういう時間を作ることができるということで…）
・和傘を買う（なんとなく…）

この２つだけなので、特に準備を必要としなかったわけです。

東海道本線で静岡を過ぎたあたりから、
『そうだ、奈良に行こう』なんて
予定を変えたりもできます（笑）

と言うわけで、
行って来ました…

『橿原神宮』
（写真上は近鉄　橿原神宮前駅）
敬虔な天野ファンなら分かるこの地名☆彡
一度行ってみたかったんですよね～。

正月ということで、神宮参拝しまして、
せっかくだから大和三山全部拝みますか♪ということで、
香具山におよそ３kmの距離を徒歩で向かいました。
（気分は『徒歩より詣でにけり』みたいな？
　途中で耳成山も見えました♪）


地図は駅前のをぱっと見てから
勘で歩いていくと無事到着☆彡
私の方向感覚も馬鹿には出来ませんね（笑）
（写真下が香具山：標高１５２ｍです）

※橿原神宮は畝傍山（うねびやま）の麓にあり、
　この畝傍山と
　香具山（かぐやま）と
　耳成山（みみなしやま）とで大和三山と呼ばれています。
土地勘がない方はgoogleマップの
『橿原（かしはら）』で調べてみれば
大和三山がどのように配置されているかが分かりますよ♪

…春過ぎて夏来るらし白栲の衣干したり天の香具山　持統天皇

人々が自然現象を畏れ、神々を信仰して政をなしてきた――
そんな神秘的なファンタジーな世界の象徴が今ここにあるのだなぁ
なんて山頂から景色を望みながら考えていました。

そのほかにも色々見てきましたが、
長くなるのでここらまでにしておきます。

当初の目的だった読書は、『模倣犯（二）、（三）』を読破して、
和傘は京都の日吉屋というお店で見てきたのですが、
番傘はめちゃめちゃ高いし、洋服には合わないので（笑）、
和傘風洋傘というものを買いました☆彡

基本的には普通の傘と代わらないのですが
柄が木製で、骨が１５本と多いので、
（番傘は骨が４０本あるそうです）
円に近いシルエットを持っていて、
店主曰く「お手入れも必要ないし、
洋装にも、和服にもあうので、
和テイストが欲しいときにいいですよ♪」
とのことだったので買うことにしました。

実際のところ、
帰りの電車の中で、成人式に出るのか
振袖の女性が透明なビニール傘持っているのを見たとき、
確かにビニール傘よりは合うなぁなんて思いました（笑）



P.S.
今回、道を聞かれたのは３組、
『この電車○○に行きますか？』を聞かれたのが２組、
合計５組の見る眼がない方々に逢いましたorz
（５組目は流石に失笑しました…）

なぜピンポイントに
不案内な私を選ぶのか未だ持って不思議です。