探偵Xからの挑戦状 第２回

赤目荘の惨劇
白峰良介

道路が寸断され、孤立した山荘で殺人事件、全員が容疑者

みんなの大好きクローズドサークルです

今日までに推理できる情報はそろったとのことなので推理しました。

解答は明日の深夜0:10からNHKで発表されます。


◇◆◇後記◇◆◇
推理はほぼ正解でしたね。
ただ犯行に及ぶ前の状況までは読みきっていませんでしたね（反省）
正解者２９人／約３０００人って
どこまで正確に答えればその中に入ったのか分からないですね（＞＜）

この答えで正解者に入るなら“素敵なプレゼント”もらえるかな
１回目は間に合わなかったし無理か・・・。

作品について
非常に丁寧につくってあります。ザ・本格推理という感じの作品ですね。

犯人は寺本　貴志

各人の証言と香月が見たものとで食い違いがあるのは寺本だけ。
（香月が見てない部分に関しては確認のとりようもないし・・・）
特に熊沢の証言「雨どいを伝って下に降りる人間はいなかった」より、
この時点で１階にいた人間のアリバイが成立する。
また熊沢自身が犯人で、雨どいを伝って降りた場合、
この証言によって自分以外の人間のアリバイを認める行為は得策とは言えず、
自分以外に容疑の目を向けたい犯人の行動としては不自然。


そして２階にいたのは寺本だけ。
｢父さん！奥の部屋か｣と言って憲久が勇造に近づいたという証言は、
寺本が現場に顔を出す前の憲久の行動であり、部屋の外からはわからないはずである。
現場となった勇造の部屋には鍵がかかっており、
窓の外から逃げた様子がないことからも、
寺本が部屋に潜んでいたと考えられる。
香月は部屋の中に人がいないかを確認する際、
家具やドアの背後、ベッドの下を調べている。
この状況で隠れられる場所があるとすると、
ローチェストの引き出しを出してできた内側のスペースである。
見取り図からもその場所からなら、証言したように、
憲久の近づく様子も隙間から確認できるだろう。

第一発見者の二人が隣の部屋で遺体に釘付けになっている間に、
隠れている場所からでて、驚いた振りをしながら二人に声をかけたのだろう。


・・・って無理があるか